ノートパソコン用の外付け「冷却ファン」を購入してみた
春先にサブ機として使用しているノートパソコンの冷却ファンが壊れてしまったのですが、全く問題がなかったので、そのまま放置していました。
ところが夏場に入ると、当然と言えば当然ですが、動画視聴やクロームで複数タブを開くとフリーズしたり動作がもっさりしたり、ノートパソコン全体が高温になるなどかなりの危険水域に。
ついに冷却ファンの交換を検討(ちなみに所有しているノートパソコンは ASUS X202E 、簡単なスペックは 11.6型で CPUは core i3、メモリは 4GBです)し始めるわけですが、正直面倒くさいところもあり、お手軽なノートパソコン用の外付け「冷却ファン」を購入することにしました。
「冷却ファン」や「冷却台」という名称で販売されている
ノートパソコンの冷却ファンの代わりとなるものは、「冷却ファン」や「冷却台」という名称で各社から販売されています。
ほとんどの製品では専用の電源を用いる必要がなく、ノートパソコンと本体をUSB接続することで電源が供給され、ノートパソコンに内蔵されているファンと同様のファンが作動し、ノートパソコンの裏面を冷やすという仕組みになっています。
もちろん、ファンの数や形状など性能は製品によって異なります。
エレコムの「冷え冷えクーラー」(2000円)を購入
私が今回選んだのは、エレコムのノートパソコン用冷却台。その名も「冷え冷えクーラー(SX-CL03MSV)」。
2006年に発売されたモデルで、10年以上も前の製品です。
これを選択した決め手は、色(シルバー)とお値段(2000円)、それから現在主流となっているノートパソコンの底面全体に貼り付けるタイプの製品ではなく、ノートパソコンの後部をちょこんと本体にのせるというシンプルな形状、そしてレビューでの評価の高さでした。
エレコムからは、この外付け「冷却ファン」の後継機として、似たような形状の SX-CL20SV-W(Amazon ではなんと500円で販売!)が出ているのですが、評価はSX-CL03MSVの方が高かったので、迷うことなくこちらの製品を選択。
ちょっとクレードルっぽくていい感じ
というわけで、Amazon に発注し待つこと数日(余談ですが、最近 Amazon は配送が遅くなりましたね)、エレコムの「冷え冷えクーラー」が到着しました。
包装はいたってシンプル。
さっそく「冷え冷えクーラー」本体とノートパソコンを、付属のUSBケーブルを用いて接続します。
「冷え冷えクーラー」本体もノートパソコンもシルバーなので、ちょっとクレードルっぽくていい感じ。ここでナイスなチョイスをした自分をほめてあげます。
サイズは横が約 34cmで縦が約 12cm。ノートパソコンを乗せる部分の高さは約 3cmといったところ。ノートパソコンは横幅が 26cm以上は必要です。
「冷え冷えクーラー」本体と ASUS X202E (11.6インチ)の大きさを比較するとこんな感じです。ASUS X202E は横幅が約 30cm。
本体の黒い四角の部分にノートパソコンの後部をのせる感じです。
快適なパソコン環境に戻る!
本体の裏面にはスイッチがあり、ファンの風量の強弱を二段階で選べるようになっています。
スイッチを入れると吸気口から空気が取り込まれ、排気口から風がノートパソコンの裏面に当たり、ノートパソコンの裏面全体が冷やされます。おぉ、風が冷たくていい感じだ。
その効果は絶大で、それまでの動画視聴やクロームで複数タブを開くとフリーズしたり動作がもっさりしたり、ノートパソコン全体が高温になるといった危険な挙動は全て解消。すごいぞエレコム!
こうして無事に快適なパソコン環境に戻ったわけです。
音量は結構ある
唯一難点を挙げるとすれば動作音がちょっとうるさい点。
強だと明らかに「おー頑張っているな」と感じる音量ですし、弱でもちょっと神経質な人には辛い感じでしょうか。動作音の音量はかなり大きめです。この辺りはクーラーというよりも小型扇風機と言ったほうが適切かもしれません。
ただ私の場合、ヘッドフォンをして音楽を聴きながら作業をするため、全く問題がありません(現在、通常時には弱で運転しています)。
本体にUSBはついていない
ノートパソコン用の外付け「冷却ファン」の多くは、先ほども述べた通りノートパソコンとUSB接続をして、ノートパソコンから電源供給を受けます。
最近発売された商品では、ノートパソコンのUSBポートを一つ使う分、外付け「冷却ファン」本体側にもUSBポートがついているものがありますが、この「冷え冷えクーラー」には、そのようなUSBポートはついていません。
「冷え冷えクーラー」を用いることでノートパソコンのUSBポートが足りなくなる場合には、USBハブを同時に購入しておくとよいでしょう。
十分満足できる商品
というわけで、この「冷え冷えクーラー」のおかげで、動画視聴やクロームで複数タブを開いてもフリーズしたり動作がもっさりしたり、はたまたノートパソコン全体が高温になるといったことはなくなりました。
なかなかコストパフォーマンスのよい製品だと思います。
以上、ノートパソコンの「冷却ファン」や「冷却台」の購入を検討しているビジネスパーソンのみなさんの参考になれば幸いです。
※本記事は2017年7月時点の情報を元に執筆されたものです。また商品・サービス等の感想については、あくまで個人の主観に基づくものです。あらかじめご了承ください。
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